坂本勇人

今や読売ジャイアンツの顔としてチームを引っ張っている坂本勇人選手は幅広い世代から応援され続けているプロ野球選手の一人です。

そんな坂本選手は今年、新型コロナウィルスに感染し、そのニュースは波紋呼びました。

巨人坂本、開幕直前にコロナウイルスに感染

新型コロナウィルス蔓延の影響で開幕が延期していたプロ野球はサッカーのJリーグとともに再開催日を議論しあっていました。

そんな中、飛び込んできたのは巨人に所属する坂本選手のコロナウィルス感染という情報でした。

他にも阪神タイガースからは藤浪晋太郎投手や長坂拳弥捕手らなどの感染が発覚し、再開がいつになるかわからない状況が続きました。

坂本選手は巨人を代表するバッターであり、2016年にはセ・リーグの首位打者も獲得しています。

幼少期から野球への才能を開花させていった坂本選手は高校一年生ながらにチームでレギュラーの座を勝ち取り、甲子園大会にも出場しています。

ドラフト会議では外れ一位で獲得され、二軍からのスタートとなります。

しかしながら、その才能をみるみると成長させていった坂本選手は次第にチームの信頼を勝ち取って見せました。

侍ジャパンにも選出され続け、巨人のキャプテンとしてチームを牽引するほどまでに成長を遂げました。

開幕戦に間に合うも「微陽性」騒動が話題に

そんな坂本選手でしたが、コロナウィルス感染が発表され、今シーズンのプレーに不安が囁かれていました。

6月12日に退院したというニュースが報じられ、安堵した野球ファンは少なくありません。

10日間の入院生活を経て、チームメイトである大城卓三捕手とともに退院することができました。

坂本選手が入院をした際にある言葉が話題となっていました。

それはニュースで度々坂本選手のコロナ感染とともに報じられていた「微陽性」という言葉でした。

6月2日に受けたPCR検査では新型コロナウィルスの遺伝子量が微量ではあるものの陽性反応を示したとして用いられました。

坂本選手はコロナウィルスに感染していたものの、関係者によると通常通りの状態で野球をしていてもおかしくないそうです。

この言葉は感染症学者らも「初めて聞いた」と驚きを隠せない様子でした。

この学者は専門用語として使われたことはないと述べ、使い方によっては誤解が生じる可能性を危険視しています。

全球団定期PCR検査を実施することに

コロナ対策

坂本選手らは無事に退院を果たし、再開へ向けて協議をし続けていたプロ野球界は徐々に再開へ向けて目処を立てて行きました。

プロ野球は当分の間無観客で試合を進める方針で、ともに協議してきたJリーグよりも少し早く再開を果たしました。

そんな中、選手らの新型コロナウィルス感染が相次いで報道された面にも注目が集まり、安全性が疑問視されていたそうです。

しかしながら、全球団が定期的にPCR検査を実施するという方針で再開することが決定しました。

選手らのスケジュールは例年以上に厳しくなることが予想されています。

選手間でもできるだけ他チームの選手とは接触を避けるように促されています。

仮にチームで陽性者が発見された場合はそのチームの試合などを一時的に中止し、関係者らのPCR検査を再び行うそうでした。

選手らもまたこの規則に従い、できるだけチーム外の人物らと接触することを避けています。

また、試合中のハイタッチなどは手と手が触れ合うため、選手らは肘などを合わせて喜びを分かち合っています。

まとめ

現在は巨人の中心選手の一人として活躍を施している坂本選手ですが、先日新型コロナウィルスに感染していることがわかり波紋を呼びました。

全国的にも知られている名前の選手が感染しただけあって、このニュースは瞬く間に拡散されていきました。

再開へ向けて動き出していたプロ野球界もこのニュースに注目し、対応を考えます。

坂本選手だけでなく、他球団の選手もまた感染者が発覚したため再開のめどはなかなか立ちませんでした。

坂本選手のニュースはある言葉とともに報じられ、それも話題となりました。

それは「微陽性」という、微量の新型コロナウィルスが体内から検出された患者を指すものとして使われました。

実際、坂本選手は陽性反応を出したものの、症状は全く見せずに通常通りの生活を送れるほど元気だったと言われています。

退院は果たしたものの、その後の活躍が心配されました。

現在プロ野球は全選手、スタッフのPCR検査を実施し、試合に臨んでいます。