
日本フィギュア界の顔である羽生結弦選手は先日マスク姿でメディアの前に登場しました。
そしてその特徴的なマスクが話題を呼んでいます。
その中には中傷する声もあり、この騒動についての誤情報が多々拡散されました。
羽生結弦愛用の日の丸デザインマスク
羽生選手は2015年の3月にあるマスクを着用したことで話題を呼びました。
その注目はマスクの奇抜なデザインに向けられました。
マスクの端の部分には小さな赤い丸が記され、日本国旗である日の丸をデザインしたそのイラストは非常に注目を集めることになります。
羽生選手ほどの一流選手が身につけたとなると、それを欲しがるファンは多かったようです。
そして何より、この特性マスクは花粉症対策のために製造されていた高性能マスクだったそうです。
すなわち新型ウィルス対策にも有効とされており、日本を代表するアスリートを応援するために作られました。
しかし、日本代表の公式グッズと混同され、誤解を与えてしまったケースといのもありました。
それに対して一時は物議を醸したマスクでしたが、また最近になって世間の目がこのマスクに向けられることになります。
新型コロナウィルスの蔓延で全国的にマスクが足りなくなっている状況でこのマスクについてのデマが拡散され、批判の的となっています。
日の丸マスクのメーカーは株式会社くればぁ
この批判の的となってしまっているマスクを製造していたのが株式会社くればぁでした。
くればぁは当初アスリートを応援するためにマスクを製造し、日本国旗と社名を綴りました。
しかし、これが誤解を与えかねないとして一時は追加製造を議論していたそうです。
ですが、この会社の作る高性能マスクを愛用するアスリートは少なくありません。
実際羽生選手もその1人だったようです。
この日本国旗マスク以外にもおしゃれな花柄やピンク色のマスクなど、女性受けするような製品も販売してきました。
着け心地の評判も良く、愛用者には常に使い続けられるマスクになりました。
アスリートだけでなく、一般人もまたその高い性能に魅了され今では街中でも良く見るマスクの一つとなります。
今現在のツイッターでは全世帯に国から支給されている「アベノマスク」よりも好評という声が見受けられます。
そのようなマスクが一体なぜ批判の的となってしまっているのでしょうか。
誤情報拡散でクレームが殺到し製造休止に
この騒動には現在拡散されてしまっているデマが深く関係しています。
2月の下旬ごろ、SNSに拡散されたのはこの羽生選手が身につけている日の丸の入ったマスクが厚生労働省によって医療現場などに支給されるという内容の話でした。
この投稿には様々な意見が寄せられました。
その中には、この情報を批判する声も多数上がっています。
「日の丸を入れる手間を省いたらもっと量産できたのに」とデザイン入りのマスクを配布することに反対していました。
他にも、「こんな時期にこんなマスク作るなんて」とやはりデザインが入ったマスクを量産することに否定的な声をあげる人が多いようです。
しかし、政府が株式会社くればぁに対してマスクを製造するように要請した事実は全くありませんでした。
この誤情報はすぐさまツイッター上で画像とともに拡散され、株式会社くればぁは批判の的となってしまいました。
そして誹謗中傷が殺到したくればぁはこの日の丸デザイン入りマスクの製造を休止にしたそうです。
社長「またいつか製造できれば」
この状況について株式会社くればぁの社長はSNS上にて声明を上げています。
そこには誤情報によって批判が相次いだ社長の想いが赤裸々に綴られていました。
「弊社で作っていた日の丸マスクが政府批判のネタにちょうど良かったのか」と批判が相次いだ理由についても個人的な見解を示します。
そして「ボロクソ言われました」と数々の誹謗中傷ツイートをスクリーンショットとして投稿しました。
さらには今一度政府との繋がりを一切否定し、社名についても関係がないはずなのにバカにされている、そんな状況に耐えられないと綴っています。
「自国の国旗にアレルギー反応を起こす国」と称し批判してきた人々を世界の中でも珍しい国民性と語っています。
海外に住んでいた経験もある社長はより一層この強い反発に驚いたそうです。
そして、大人気だった日の丸マスクも議論のネタになってしまうと本望ではなかったため、一旦製造を休止することを発表しています。
「またいつか復活できれば」と心中を綴りながら、未練を残すような形での製造休止となりました。