
プロ野球界で史上初となる本塁打王と盗塁王を同時獲得した山田哲人選手。
今現在はヤクルトスワローズのエースとして君臨しつつあります。
そんな山田選手には巨人移籍の噂がよく囁かれています。
この真相に迫りたいと思います。
巨人移籍が噂される山田哲人
ドラフト会議でヤクルトに外れ外れ一位指名をされると、そこからは9年間ずっと在籍しています。
その9年間の中で着々と実力を上げていき、今やヤクルトの顔になるまで成長を遂げました。
そして野球界では偉業を数々も達成しています。
史上初となる本塁打王と盗塁王を同時獲得しただけでなく、トリプルスリーを複数回記録する初めての選手になりました。
そんなヤクルトの顔になった山田選手には巨人移籍の噂が囁かれています。
山田選手は年俸5億円で昨シーズンヤクルトと契約更改交渉を行い、球団での日本人年俸記録を更新しました。
しかし、複数年契約を望んでいたヤクルト側の意思を拒否し、単年契約に望んでいます。
これは来期中に取得予定の国内FA権が大きな役割を示しているそうです。
山田選手にメジャーリーグ移籍の志向は全くないそうで、移籍するとすれば国内の球団になると言われています。
そしてその第一候補として山田選手自身が幼い頃に憧れていた巨人の名が浮上しています。
背番号1は巨人では永久欠番、「23」も使用中
そんな山田選手の移籍はますます濃厚になり、背番号についても頻繁にファンの間では語られることになりました。
実際に巨人に移籍した場合の想定をし、付ける背番号を議論していたそうです。
この議論にはメディアや専門家らも参加し、山田選手が付ける可能性のある番号を語っています。
それも、巨人には長く語り継がれる背番号の歴史が存在しています。
まず、エースナンバーの1番は巨人にとっては永久欠番の背番号になっています。
これには現在ソフトバンクの会長を務める王貞治さんの経歴が隠されています。
選手として30年間、監督としては8年間巨人に携わってきた王さんは巨人にとって伝説とも言える存在です。
王さんは1番を背負い大活躍を遂げ、国民栄誉賞も受賞しています。
そんなことから、この番号は王さんに捧げるとして退団した年に永久欠番になっています。
現在ヤクルトで背番号1を背負う山田選手はこの番号を引き継ぐことができないということになります。
そうすると浮上してくるのがヤクルトに入団した当初からつけている23番でしたが、この番号もすでに埋まっています。
広澤克実は巨人移籍時に「8」から「80」へ
巨人の背番号に関する話で有名なのは広澤克実さんの例でしょう。
ヤクルトにドラフト会議で獲得されると、契約金はなんと8000万円にも登りました。
それほど期待値が高かったことがわかります。
そして、広澤選手の身につける背番号にも注目が集まりました。
ヤクルトは大杉勝男選手が過去に在籍しており、ヤクルトのレジェンドとして名を刻んでいました。
そして将来有望な選手が入団するまで8番は保留欠番となっていました。
その8番を広澤選手が身につけることになります。
しかし巨人に移籍した際にはこの8番は他の選手が背負っていました。
長年背負ってきた番号を諦め、80番を新たな背番号として身につけることになります。
そして、ヤクルト時代の好調は巨人に入ると一転し続かなくなり、低迷してしまうことになります。
後に広澤選手はこの巨人での5年間をマスコミの自分に対する評価を気にしすぎたと述べています。
背番号を変更して望んだ巨人ではうまくいかなかった広澤選手は阪神に移籍しそこから徐々に調子を戻していきました。
一桁なら空席は「7」のみ。もしくは「1」から「10」へ変更の可能性も
山田選手の現在の背番号は永久欠番なので、どの番号を選ぶのかにも注目が集まっています。
残念ながら、その有力候補であった過去の背番号、23番も他の選手が身につけているそうです。
そうなると、また新たな数字を選ぶ可能性が出てきました。
野球選手にとってエースナンバーといえば一桁台の数字でしょう
1-9はスターティングメンバーを主に現し、チームの主力である証になります。
その中の数字に変更することが考えられるそうです。
現在巨人の背番号の中で一桁で空いている数字は一つしかなく、それは7番になります。
山田選手が望めば、おそらく巨人側はこの数字を与えるでしょう。
そのほかにも、背番号10番も空いているそうで 広澤選手のように変更する可能性もあります。
山田選手が巨人に移籍する際にはどの背番号を身につけるのかが楽しみです。