鈴木誠也

2019年のプレミア12でも大活躍し、今や日本の代表する4番バッターとして成長した鈴木誠也。

現在25歳とまだまだ若くこれからの活躍が期待できる選手ですが、今回は鈴木誠也の生い立ちや気になるFA移籍について調べてみました。

広島4番で活躍する鈴木誠也

鈴木誠也

東京都荒川区出身の鈴木誠也選手は、高い身体能力を活かしてリトル、シニアリーグでの活躍を経て名門二松学舎大学付属高校でも1年秋からエースの座を確保していました。

鈴木誠也が幼少期に自宅内に作った練習場で父とティーバッティングしている話は有名ですね。

Max148km/hを記録するストレートの他、打者としても通算43本塁打。

その類まれなる打力センスと走力を高く評価され2012年度のドラフト会議にて広島東洋カープより2巡目指名を受けました。

余談ですが、この年のドラフト会議では現在MIBで活躍している大谷翔平選手や阪神タイガースに在籍している藤浪晋太郎選手が指名を受けており、そうそうたるメンバーがいる世代でもあります。

プロ入り後は野手転向1年目ながら二軍のレギュラーに定着し、打率.281を記録。

シーズン後半では一軍デビューも果たしており、初安打・初打点も記録しています。

1年目、2年目と順当に力をつけ、3年目には開幕スタメンを確保、規定打席到達までには至らなかったですが、今後の活躍を期待させる成績を残しています。

2016年からレギュラーに定着していますが、特に2016年には交流戦で2試合連続サヨナラ本塁打を放ったことで当時監督の緒方孝市より「神ってる」というコメントを受け、このことは流行語大賞にも選ばれています。

(本人としてはまぐれと言われているようで嫌だったようですが)2016年のレギュラー定着以降は毎年非常に安定し、4年連続で打率3割、25本塁打以上の成績を残しており、2017年からは4番バッターとして広島カープのリーグ3連覇に貢献しています。

2019年のプレミア12では全試合4番で出場し、打率.444、3本塁打、13打点という大活躍で世界一に大きく貢献し、大会MVPを獲得しています。

FA権獲得は最短でいつ?

鈴木誠也

そんなプロ野球界でもトップの成績を残している鈴木誠也選手ですが、少し早い気もしますが、FA宣言に対していろんな記事が上がっております。

まず鈴木誠也選手のFA取得予定ですが、このまま順当にいけば2022年に国内FA権、2023年に海外FA権を取得します。

国内FA権は鈴木選手が28歳の年、海外FA権に関しては29歳の年になりますので、スポーツ選手として一番脂が乗っているタイミングでのFA権取得になりそうですね。

広島東洋カープにとっては一昨年オフに丸選手が巨人にFA移籍したこともあるので何としても鈴木誠也選手の流出を防ぎたいところです。

しかし、ここ数年で広島カープの主力選手がFA権取得を取得するので現在の主力選手の移籍状況によっては鈴木誠也選手の移籍に関しても防ぎきれない可能性もあります。

昨オフにはポスティングシステムによるメジャー挑戦を表明した菊池選手やエース級の活躍をしている野村投手は残留を決めましたが、今後は大瀬良大地投手や田中広輔選手のFA権取得も控えていますので、そういった選手たちの移籍状況は鈴木誠也選手のFA移籍にも大きな影響を与えるかもしれません。

巨人移籍の噂は早合点?鈴木誠也「なんで俺が巨人行くみたいになっとん?」

鈴木誠也

鈴木誠也選手のFA移籍に関する記事を見ると、巨人への移籍に関しての内容が占めています。

理由としては、父が巨人ファンであることをテレビ番組で明かしたことや、本人自身が東京都出身でユニホームがかっこいいなど発言されていたことや、2019年末に元新体操選手の畠山愛理さんとの結婚を帰任、都内にマンションを購入したという報道が出たことです。

確かに地元東京都で今後の生活環境を都内にしたいとなると巨人が真っ先に候補に挙がるのが当然です。

巨人としてもFA選手獲得に関しては一昨年の丸選手もそうですが積極的に行いますので鈴木選手がFA宣言をした場合、真っ先に手を挙げるでしょう。

しかし、鈴木選手はインスタライブにてチームメイトの坂倉選手と「なんで俺が巨人行くみたいになっとん?」と会話されていました。

内容としてはあくまで地元出身でユニホームが好きという点だけであり、プレーしたいという内容は一切言ってなかったにも関わらずメディア含めて巨人移籍を報道され呆れたような反応をしていました。

また鈴木選手自身、国内移籍ではなくメジャー移籍を示唆するような発言もしています。

昨年の契約更改時の会見では記者からのメジャー挑戦に関する質問に対して「察してください」と返していたことからもメジャー挑戦に対する含みのある返答をしていました。

国際舞台であれだけの活躍をした鈴木選手にとってメジャーが単に憧れでなく挑戦できる場所として選択肢の有力候補に入ってくる可能性も高そうですね。

まとめ

このように順当に日本でのキャリアを重ねてきた鈴木誠也選手だけにFA移籍に関してはいろんな意見や考えが飛び交っていました。

FA移籍に関しては早くても2022年になるため少なくともあと3年は広島カープで活躍する姿を見ることができそうですが、どちらにせよ鈴木誠也選手のFA移籍に関しては全国民が気になるニュースになるでしょう。

いろんな憶測が飛び交っていますが、国内移籍に関しては巨人という線はかなり高そうですね。

国内で他の球団に行くのか、メジャーに挑戦するのか、広島カープに残留するのか。

個人的にはメジャー挑戦が一番可能性が高い気はしますが、今後の鈴木誠也選手の動向に注目したいと思います。

広島カープにとっては成績という点はもちろんですが、選手紹介のムービーや日ごろのインタビューの様子を見てもわかる通り、非常に明るく、茶目っ気があり、ファンからも非常に愛されている鈴木誠也選手の移籍となれば、一昨年の丸選手の移籍以上に大きな影響を与えるのではないかと思います。

しかし広島カープというと近年主力選手の移籍は避けて通れない事実もありますので、金銭面的なことを考えても鈴木誠也選手の残留というのは難しいのではないかと思います。

まずは近いところでの東京オリンピックやWBCなど日本代表で日本の4番として活躍する鈴木選手をしっかりと見たいなと思うところです。