厚底シューズ

ナイキの発売する厚底マラソンシューズを禁止する動きが報じられ、マラソン業界には大きな衝撃が走りました。

大迫傑選手は日本を代表するランナーで、東京マラソンにはどのような靴で挑むのかに注目が集まりました。

話題の厚底シューズは使用条件を完全にクリア

国際陸上競技連盟は1月15日にナイキの新商品であった厚底シューズの試合用としての着用を禁止する動きに乗り出しました。


これは、このシューズが発売されてから数々の記録が簡単にと言っていいほど塗り替えられて行ったためだそうです。

高度な技術を使用したこのシューズはクッション性を醸し出しながらも軽さも十分に兼ね備えていたため、数々のトップ選手が愛用しました。

厚底シューズはもともと選手らの疲労を軽減させてくれるため、ケニヤ代表のキプチョゲ選手などが要望していたという話もあります。

そしてナイキはこれを実現させました。

しかし、選手らはこのシューズの着用を禁止されてしまいました。

ナイキ側もこれを受け、新作の厚底シューズを製作することに乗り出しました。

許可される範囲内での製造に臨んだナイキ社は、見事東京マラソンでも認められる厚底シューズの製造に成功します。

大迫選手はこの新作の「AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%」を着用し、試合に出場しました。


大迫傑の日本記録、キプチョゲの2時間切りも生み出した次世代シューズ

大迫傑

この新作の厚底シューズを身にまとい東京マラソン2020に出場した大迫選手は日本記録を新たに樹立しました。

自身が2018年に記録したタイムをなんと21秒も上回り、2時間5分29秒でゴールを果たします。

日本人の中ではトップの全体4位に入るなどして一時話題になりました。

そしてこの大会は東京2020年に開催予定されていたおりんぴっくおん選手選考も兼ねていた大会であったため、大迫選手にとっては必ず勝たなければいけない試合でした。

そして優勝を果たした大迫選手は、次の大きいレースで大迫選手の記録を上回る選手がいない限り、出場権を獲得します。

この次世代シューズは厚底を売りにしていて、選手らの疲労を軽減するため非常に走り心地のいい靴に仕上がっているようです。

実際、大迫選手は日本記録を新たに更新することに成功しています。

また、世界に目を向ければこのシューズで凄まじい成績を残している選手もいました。

それはケニヤのキプチョゲ選手で、なんと2時間を切ってゴールするという記録を樹立しています。

今後は厚底シューズが長距離走を席捲か

大迫傑

なお、今回の二人のように、自身の最高記録を厚底シューズで塗り替えた選手は多いようで、これからは厚底が長距離走界を占領するのではないかと言われています。

東京マラソン2020でも、大迫選手の他に井上大仁選手が同じモデルのシューズを着用していました。

大会を二連覇したビルハヌ・レゲセ選手や、2位につけたバシル・アブディ選手もなお同様のシューズを着用していて、明らかにその技術は結果に生かされていることがわかります。

キプチョゲ選手に関しては人類初となる2時間切りという記録を成し遂げているため、国際陸上競技連盟が声明を出す事態にまで発展してしまいました。

過去には水泳で新たな記録が生まれすぎたとしてレーザー・レーサーが使用禁止となった例もありました。

それと同様に、厚底シューズにも規制がかかるかもしれません。

しかし、その規範を守って製造する大手会社が多々存在すれば、世界の新記録はさらに樹立されていくかもしれません。

まとめ

今年話題となった派手なピンク色のマラソンシューズは新たな記録を樹立し続けています。

その秘密は底の厚さにあり、ランナーの疲労を軽減するとともにクッション性も兼ね備えているため、非常に走りやすい要素になっているそうです。

足への負担はマラソンランナーにとっては命取りなため、このタイプの靴は選手から要望され続けていました。

そしてやっと販売されると、数々の選手が着用し、次々と記録を塗り替えて行きました。

大迫選手は自身の持っていた記録を大幅に塗り替えるなどしてオリンピック有力選手の一人になりました。

マラソン界に大旋風を巻き起こしたこの厚底シューズはこれからも選手らに愛用されることは間違い無いでしょう。

日本人選手だけでなく世界中の競技者も身につけているため、今はマラソンの試合でほぼ全員が同じ靴を履いているという現象まで起きてしまっています。

これからのマラソン業界では厚底シューズが主流になっていくでしょう。