
現在巨人で大活躍を施している外国人助っ人のパーラ選手はファンからも愛される存在となっています。
そんなパーラ選手がホームランを打った後に行うパフォーマンスが話題となっています。それはシャークダンスでした。
ヘラルドパーラのプロフィール
「エル・ヨロ」の愛称でファンから親しまれているパーラ選手はメジャーリーグで活躍を遂げた末に現在日本の巨人でプレーしています。
2004年にアリゾナダイヤモンドバックスと契約し、プロの世界に参入します。
そこで着々と経験を積んでいき、2009年にはワールドベースボールクラシックス(WBC)にベネズエラ代表として出場しました。
WBCには続く2013年にも出場を果たしています。
メジャーデビューからは5試合連続で打点を記録するなど大記録を残していき、注目が集まる存在になっていきました。
そこからブルワーズやオリオールトいったメジャークラブを渡り歩き、そこでも活躍を施していきました。
オリオールズでは外野の全ポジションを経験し、それからも転々とメジャークラブを渡り歩きます。
そして2019年に日本の巨人と契約し、初のアメリカ以外のクラブでのプレーになりました。
背番号は以前使っていた「88」番をつけ、経験豊富な外国人助っ人に巨人ファンは盛り上がりました。
シャークダンスの由来は
新型コロナウィルスでファンの前では試合が行えなかったものの、そこでも実力をテレビの前で見ているファンらに見せつけました。
開幕戦では初安打を打ち、次の日の試合では初ホームランも放っていました。
このホームランを打った際にパーラ選手が行なったパフォーマンスが今話題となっています。
コロナウィルスの影響で選手間のハイタッチが自粛され、その代わりにパーラ選手が行なったのは、両手を大きくサメのようにパカパカするパフォーマンスでした。
これはアメリカの童謡としてよく知られている「ベイビーシャーク」から由来するものでした。
アメリカでは幼稚園などでよく用いられる曲だそうで、赤ちゃんザメ、母ザメに父ザメと大きくなるにつれて、手の動作も大きくなるというダンスも付いていました。
これがなぜ今また流行っているかというと、人気動画配信アプリの「Tik Tok」でこのダンスをする若者が増えたからでした。
そしてパーラ選手はこのパフォーマンスをホームランを打った後にやり、話題となりました。
サメのグッズも大好評!日本での人気を米メディアも報道
パーラ選手はこれまでアメリカでもシャークダンスを披露し、もはやパーラ選手のトレードマークとまでになっていました。
このパフォーマンスを日本でもやったことをアメリカメディアも報道しています。
その際に「パーラはもうナショナルズではプレーしていないが、「ベイビーシャーク」の伝統は日本んでも続いている」と報じています。
アメリカでパーラを応援しているファンもこのパフォーマンスが再び見れて嬉しいでしょう。
この報道ではホームラン後の大きくてを合わせてやるシャークダンスについても触れられましたが、それに加え初安打を打った後に小さく指で行なったベビーシャークのダンスについても語りました。
2塁まで到達したパーラがダグアウトにいるチームメイト達に指で送ったサインにアメリカ報道陣はしっかり気づいていました。
「パーラとシャークお国際的な名声を得る旅は始まったばかりだ」と述べたアメリカメディアはこれからの活躍に期待しています。
まとめ
パーラ選手はこれまでもメジャーリーグで数々のチームを転々とし、そこで多くの経験を積んでいきました。
その際にも2009年にはベネズエラ代表に選出され、WBCに出場を果たします。
最高のデビューを飾り、初戦から連続で5試合打点を記録するなど注目を一気に集めていきました。
2011年には初のゴールドグラブ賞にも輝いており、この年こそパーラにとっての飛躍の年となりました。
本塁打・盗塁・そして打率も全て過去最高の数値を叩き出しました。
守備面のプレーも評価され始め、まさにどのチームにも即戦力として迎え入れられました。
2019年に巨人と契約を結び、これまで背負ってきた同じ背番号をつけプレーすることになります。
そしてスタートダッシュもよく、すでにホームランを打っています。
その際に行ったシャークダンスのパフォーマンスが日本で非常に話題となりました。
これまでにもアメリカではパフォーマンスとして行っていたシャークダンスを日本で初披露したことでアメリカメディアもこれを大きく取り上げました。