ネイマール

サッカーファンでなくても、ネイマールを知っている人は多いと思います。
試合での活躍ぶりはもちろん、多額の契約金や移籍金でも話題になっていますね!
パリ・サンジェルマンFCに移籍する際には、サッカー史上最高額の契約金を獲得しています。
とても想像のつかないような金額です。
サッカー界のスーパースターとして活躍し、巨億の富を手にしたネイマールですが、実は子供時代はとても貧しく、いろんな苦労があったそうです。
どんな子供時代を過ごし、今の成功を手に入れたのでしょうか。

【大家族で金銭的に貧しかった子供時代】

ネイマールの家族は、両親、ネイマール、妹の4人家族です。
なんと、ネイマールのお父さんもサッカー選手だったそうです!
しかし、お父さんはネイマールが5歳の時にサッカー選手を引退し、その後は祖母の家に同居していたそうです。
同居した家では、ネイマール家族を含め、9人で暮らしていました。
でも、部屋は3つしかなく、同じ部屋で何人も眠ったりしていました。
当時住んでいたあたりは、今では開発が進んでいるようですが、当時は電気が通っていなかったり、ゴミ処理場が近くにあったりと、とても環境的によいと言えるような場所ではありませんでした。
いわゆる、低所得者が集まるエリアだったのです。
ネイマールは、ここで子ども時代を過ごしました。
でもこのエリアは、殺伐としたような、鬱屈としたような、そんな場所ではなく、若者がブラジリアン・ヒップホップを大音量で流して聞いていたり、子供たちが裸足のままボールを追いかけてストリートサッカーを楽しんでいたり、そんないきいきとした場所でした。


【子供の頃から卓越したサッカーで周囲を魅了】

ブラジルの子供たちは、子供のころからサッカーに親しんでいます。
しかし、きちんと整備されたサッカー場でサッカーをしているわけではありません。
家の軒先や、そこら辺の空き地で、空気の抜けたボールを使いサッカーをしているのです。
ストリートサッカーと呼ばれていますが、ネイマールも子ども時代のこのストリートサッカーが原点でした。
ネイマールのお父さんは、自身もサッカー選手だったこともあり、将来はネイマールをサッカー選手にしたいと思っていました。
ネイマールが初めてサッカーチームと契約したのは、12歳の時でしたが、もっと幼いころからネイマールの技術とスピードは優れていました。
3歳からサッカーを始めたネイマールですが、その頃からいつもサッカーに夢中で、技術面でもどんどん向上していったようです。
ネイマールを指導した恩師のベチーニョ氏が初めてネイマールを見た時まだ6歳でしたが、走り回るネイマールのスピードと、ボディバランスに魅了されたそうです。
そんなベチーニョ氏がネイマールに声を掛けたことで、ネイマールのサッカー人生は変わっていったのです。


【クラブ加入後の活躍】

その後ネイマールは、12歳の時に練習生として、サッカーチームと契約します。
レアル・マドリードの試験にも合格しましたが、当時所属していたサントスFCが、ネイマールを引き留めるために、給与の大幅なアップを提示し、サントスFCに残ったという話もあるほど、10代にして大きな評価をされていました。
17歳の時にはサントスFCとプロ契約をし、プロサッカー選手としてデビューします。
この頃から、世界中にネイマールの活躍が知られるようになっていきます。
『サッカーの王様』と呼ばれているペレも、ネイマールの才能を認めており、ネイマールを獲得しようとしたチームが現れた時に、ネイマールと直接電話で話をし、サントスFCに留まるよう説得しています。
若い選手を引き留めるために王様が出てくるとは、それだけでネイマールがどれだけ評価されていたのかわかると思います。
2011年には、南米年間最優秀選手賞にも選出され、どんどん注目される選手になっていきます。
そして、2013年にはFCバルセロナと契約します。
FCバルセロナには、スーパースターのメッシが在籍しており、当時はとても話題になりました。

【困難な子供時代を経験したネイマールの言葉】

貧しい子供時代から、スーパースターへの道を駆け上がったネイマールですが、いろいろな名言があります。
幼い頃貧しい家庭で育ったネイマールですが、ある時お母さんに「クッキーが食べたい」と言ったそうです。
お金がなくクッキーを買うことができないお母さんがネイマールにそう伝えると、
「僕がお金持ちになってクッキーの工場を買うよ」と言ったそうです。
ふてくされたりせず、ちゃんと状況をうけとめ、工場ごとクッキーを買うといったネイマール。
子供時代から、大物ぶりが溢れています。
もちろん、サッカーに関してもたくさんの名言があります。
・1%の可能性、99%の信念
・僕には自分のスタイルがある。
人の真似はしないし、誰かに似ようとも思わない。
・自分がどういう性格かはよくわかっている。
常に勝利を求め、どんな試合だろうと負けるのは大嫌いだ。
・僕の原点はフットサルに始まり、裸足でプレーするストリートサッカー。
これが今のプレースタイルにつながっている。

子供のころは貧しい環境で育ち、苦労してきたこともあると思います。
でも、その子供時代を『原点』と言える人は中々いないでしょう。
なにかで成功するには、才能はもとより、強い精神力が必要です。
このネイマールの言葉からは、そんな強さが感じられると思います。