田中将大

楽天からヤンキースに移籍後、メジャーリーグ6年連続2桁勝利を果たし、6年間で74勝(ヤ軍1位)と素晴らしい実績を残している田中将大投手。

2015年に右肘の骨折を取り除く手術をしましたが、それ以降は大きな怪我もなく投げ続けており、とても安定感あるピッチングをしています。

そんな田中将大投手の2019年の成績をレギュラーシーズン、ポストシーズンに分けて振り返ってみたいと思います。

【レギュラーシーズンは11勝9敗、6シーズン連続2桁勝利を達成】

ヤンキースの田中将大投手のレギュラーシーズン11勝9敗という成績でした。

ヤンキースは剛腕を中心に投手陣を構築する傾向があります。

強い球威と裏腹に好不調の波が激しい投手が多く、投手の乱調でワンサイドゲームになることも多々あります。

そんな中で、田中将大投手は多彩な変化球で惑わせるタイプの投手のため、不調でも一定のパフォーマンスを発揮しています。

6シーズン連続2桁勝利を達成したことは、抜群の安定感の証拠と言えるでしょう。

現在、現役ながら奪三振記録や年間防御率、メジャー通算勝利数(日本人記録)も塗り替えようとしています。

2020年、一刻も早くコロナウイルスが終息し、野球が開催できる日が楽しみです。

【ポストシーズンは今年も好投!PS通算成績は歴代最高クラス】

田中将大投手は、レギュラーシーズンでもとても素晴らしい実績を上げましたが、プレーオフでは記録的結果を残しました。

6イニングを打者18人で抑え、被安打1、四死球1と先発として最高の仕事をしました。

2019年ポストシーズンの実績は防御率1.32は現役全投手の中でもトップ、メジャーでも3位ととても素晴らしい成績を残しました。

さらにポストシーズン通算での田中は被打率.164、防御率1.54という圧倒的な成績を残しています。

NYメディアによればポストシーズンで5試合以上先発した227投手の中で最低の被打率とのことです。

ファンの間では大舞台に強い投手として絶大な信頼を得ています。

来年はぜひア・リーグ優勝して欲しいと思いました。

【NYメディアの反応は?】

シーズン前半戦は18試合に登板し5勝5敗、防御率3.86の成績を残し、オールスター戦では日本人初の勝利投手に輝きました。

2019年はヤンキース投手陣が怪我人が多い中で先発ローテーションを守り抜き、首位の原動力となった点につきましても、NYメディアは強く賞賛しています。

シーズン後半戦も6勝4敗と安定した成績を残しています。

また、NYメディアは田中将大投手のフィールディングについても賞賛しています。

相手打者のバントを素手で華麗に処理する守備で、NYメディア陣を魅了させました。

2014、15、17年と守備率10割という実績を残し、それ以降の年の試合においてもエラーはわずか1回と守備力をNYメディアに評価されています。

2020年はMLB日本人投手初のゴールデングラブ賞を受賞して欲しいです。

【田中将大投手 2019年 まとめ】

今回は田中将大投手の2019年の成績を調べてみました。

6シーズン連続2桁勝利を挙げ、NYメディアからは「最も安定した投手」と賞賛される程の成績を残した田中将大投手、とても凄いですね。

最優秀防御率やゴールデングラブ賞等の功績に一番近い日本人投手ではないかと思います。

数々の功績を残した日本人投手の記録を田中将大投手なら塗り替えられると思いますので、ぜひ塗り替えて頂きたいです。