
有名なプロゴルファーである、松山英樹さん。
ゴルファーには、キャディーと呼ばれる人がついている事を皆さんご存知ですか?
今回は、キャディーと呼ばれる方々について、松山英樹さんのキャディーのお話をして行きたいと思います。
最期までよろしくお願い致します。
ゴルファーに付き添い、結果に大きな影響を与えるキャディ
日本ゴルフ協会(公益財団法人)のゴルフ規則第2章では、キャディーをこのように定義しています。
キャディー
規則にしたがってキャディーとは、プレーヤーを助ける人をいい、助けるにはプレー中にプレーヤーのクラブを運んだりクラブを取り扱うする事を含んでいる。
競技としてのゴルフでは、同伴している競技者同士がアドバイスするのを禁止しています。
コースの中で、ゴルファーを助けてくれる存在がキャディーなのです。
キャディーが行ってもいい行為
規則には書かれていませんが、以下のようなことはプレーヤーの承諾がなくてもキャディーがプレーヤーのためにしてもいい行為です。
(1)プレーヤーの球を探す
(2)プレーヤーのクラブをハザード内に置くこ
(3)球を拾わずに、その位置をマークする。
(4)プレーヤーの球をふくこと
(5)動かせる障害物を退けること
多くの場合、ラウンドに同行するキャディーはこうしたプレーのサポートをこなしています。ゲームの進行もスムーズに行う事ができて助かっているのです。
プレー中のサポートのみならず、傾斜、コース内の風の流れ、打ち下ろしの距離感、その人の飛距離に合わせた狙う所、休憩所の場所まで、コースに関することならどんな事でも正しく教えてくれるのがキャディーです。
初めてのコースの場合などは、分からない中で、正しいアドバイスをもらえるのは本当にありがたいですよね。
ゴルフは、打つ時間より、考える時間の方が長いです。
次はどのように攻めるべきか、迷ってしまうこともありますよね。
しかし、コースを理解したキャディーのアドバイスは、迷いがなくなる事でしょう。
さらに、場合によってはコースで昔にプレーした有名人やプロの話なども話してくれる時も。
キャディーを信頼する事で、絶対に良いスコアも出せるはずです。上手にキャディーと仲良くし、助けて貰う事が大切なようですね。
2018年に長年の専属キャディと契約を解除
松山英樹選手は、がタッグを6年間組んでいた進藤大典キャディーとの専属契約を2018年に終了しました。
進藤大典キャディーが松山英樹選手の専属としてバッグを担いだのは、2018年に出場した日本ツアー、ダンロップフェニックストーナメント(宮崎県)が最後になりました。
進藤大典キャディーは、松山英樹選手がアマチュアだった頃から、日米ツアーをかけてバッグを担いできました。
松山英樹選手より12歳年上の、明徳義塾高、そしめ東北福祉大の先輩に当たります。
松山秀樹選手が大典さんと最も慕っており、とても頼りになる存在だったと言います。
松山がPGAツアーで初優勝を取った2014年の試合以降、その後も2人で勝利を重ねていきましたが、ここで一旦、互いがそれぞれの道を歩むときが来たのだと思います。
今回の進藤大典キャディーの契約終了に関して、2人から発表されたコメントは、共に「感謝しかない」という言葉でした。
2人とも、お互いに思いやっている、非常に心温まる物でしたね。
獲得賞金から分配金で年収は億超えとみられる
松山英樹選手専属キャディだった進藤大典さんの気になる年収ですが、なんと1億円以上と言われているとか。
進藤大典さんを初め、プロキャディの多くは雇われているのではなく独立した自営業の場合がほとんどだそうです。
プロのゴルファーがコースを周る時に同行するキャディには、2種類いるんですよ。
プロキャディ…自営業であるプロゴルファーと個人で契約を結んでいる。
ハウスキャディ…ゲームを開催しているゴルフ場と契約している。
プロキャディは、経験を積んでいる方がとても多く、契約料もその分高めに、設定されています。
1試合→なんと10万円前後
週給→10万円前後(交通費や宿泊費含んで)
そして、契約中のプロゴルファーが試合で素晴らしい成績を残した時には、獲得賞金から分配金がもらえるのです。
予選通過→5%くらい
ベストテン→7%くらい
優勝→10%くらい
この数値はちなみに、決まっているわけではなく、個人で変わるのだそうです。
プロキャディさんはどのプロゴルファー選手と契約を結かによって、年収が大きく変わってくると考えられます。
キャディーさんって、とても年収が高いのですね。
ちなみに、松山英樹選手の今のキャディーは、早藤将太さんという方。
松山英樹選手よりも2歳年下で、なんと高校と大学が同じなのだとか。
キャディーになる前は、プロとして活躍したいたようなので、ゴルフの実力もかなりあるのではないでしょうか。
まとめ
プロゴルファーを助けるキャディー。
松山英樹選手始め、プロゴルファーの方はキャディーの方々によって支えられているという事が分かりました。
これからの松山英樹選手の活躍も、とても楽しみですね!