伊藤隼太

ドラフト会議では阪神タイガースに一位指名され入団した伊藤隼太選手、新型コロナウィルス感染の報道がされると世間に衝撃を呼びました。

しかし感染にまつわる経緯が発表されると、さらに注目を集めることとなります。

【藤浪晋太郎とともにコンパに参加した伊藤隼太】

伊藤隼太選手とともに、新型コロナウィルス感染が発表されたのは藤浪晋太郎選手でした。

2人はともに「パーティー」に参加していたため、そこでの感染が疑われました。

このパーティはあるマンションの一室で行われ、男女の参加者合わせ10人以上いたそうです。

その場には阪神の選手が7人、そしてクラブのホステスが10数人ほどいたそうです。

3月に行われたこの会食はコロナウィルスの考慮が足りないとして批判を浴びました。

実際、クラブ側も選手らに対して不要不急の外出を控える指示を出していたそうです。

その中で起こってしまった出来事なのでさらに批判を浴びることとなってしまいました。

このパーティーからはコロナウィルス陽性反応を出した人が6人いたため、「クラスター合コン」としてもメディアで伝えられました。

世界中が自粛ムードに入り始めていた期間の出来事で、ファンにとってはとてもショックな出来事でした。

2人は現在回復し、退院を果たしています。

【伊藤の嫁の陽性も確認された】

阪神の選手として最初の感染者となってしまった藤浪選手と伊藤選手でしたが、2人の行動によってコロナウィルスに感染した人物もいたそうです。

その人物は伊藤選手自身の妻でした。

大阪府の発表によると、4月20日に市内在住の30代女性が感染したと発表されました。

この資料には阪神タイガース伊藤選手の同居家族と書かれていて、濃厚接触者リストに入っていました。

発熱の症状を出しましたが、大事には至らなかったそうです。

2人は同じ慶應大学出身で、同期にあたります。

野球をしていた伊藤選手を応援する側だった奥さんは大学時代チアリーダーをしていたそうです。

2人は2015年に結婚し、今年で結婚5年目になりました。

そんな矢先の出来事で2人はショックを受けているはずです。

さらには感染した経緯としてホステスもいたパーティーに夫が参加していた事を知って奥さんは少なからず驚いたでしょう。

ファンからは奥さんがかわいそうという声も上がっています。

【感染後に二軍戦に出場していたことも判明】

阪神の選手2人の感染が発覚したことで野球業界に激震が走りました。

この衝撃は特に中日ドラゴンズに大きく影響することになります。

中日と阪神は2人が感染したと思われるパーティーに参加した後に試合を行なっていたからです。

この試合は4月の20-22日に行われていて、そこにはコロナウィルスに感染していた伊藤選手が帯同していました。

中日は28日に伊藤選手の感染が発覚するとすぐにチーム内でヒアリングを実施したそうです。

そこで15人にも昇る選手らが接触していたことを明かし、「球界パンデミック」が囁かれました。

この報告を受けた加藤球団代表は表情を強張らせたそうです。

中日の選手の中には3日続けて伊藤選手と挨拶を交わした選手も在籍しており、その選手らに注意を払っていました。

ある選手は伊藤選手と2分ほど話し込んでいたそうです。

この情報を機に中日はそこから実施される試合には極力の接触を避けて挑み、握手などの身体的接触はなく代わりにグータッチがされていました。

【既婚者であるにもかかわらずコンパに出かけたことに批判が集中】

他の選手らとマンションの一室でパーティーを開いていた伊藤選手。

既婚者であるのにもかかわらず他の女性がいる一室で会食をしたことが物議を醸し、批判が集まっています。

チーム側からもすでに不要不急の外出は自粛するよう指示が出ていました。

この指示を完全に無視するような形でパーティーを開いてしまったため、チーム側からもよくは思われていないそうです。

その場にいた女性らも北新地のクラブで働くホステスさんやママさんらしく、奥さんは快くは思えない出来事でしょう。

そしてさらにはそこで持ち帰ってしまったウィルスを妻に移してしまった伊藤選手はファンから批判を浴びることとなります。

伊藤選手はさらに大阪の管理する感染者情報に初めは「野球選手」と記載されていましたが、自ら「自営業」に変えるなどしてこの事実の隠蔽を測りました。

この騒動にはネットユーザーも黙っておらず、自粛中にパーティーに参加したことを自業自得と批判しています。