エスコバー

今年からヤクルトスワローズに在籍しているエスコバー選手。

メジャーでは屈指の守備職人でゴールドグラブ賞も獲得しています。

またベンチでは常にメモを取っている姿も見られ高い探究心のある選手だと感じます。


今回はそんなヤクルトの起爆剤として期待されるエスコバー選手について調べてみました。

エスコバーのプロフィール

アルシデス・エスコバー

2020年からヤクルトに在籍しているアルシデス・エスコバー選手はベネズエラ出身の選手です。

2003年に当時16歳だったエスコバーはドラフト外でミルウォーキー・ブルワーズと契約します。

2008年にメジャーに初昇格し初打席初安打を記録、2010年には遊撃手のレギュラーに定着します。

その後はカンザスシティ・ロイヤルズに移籍し、8年間レギュラーとして活躍しています。

2015年にはMLBオールスターにも出場し、シーズン終了後には自身初のゴールドグラブ賞も獲得。

同年のブルージェイズとの優勝決定シリーズでは打率.478、5打点を記録しMVPにも輝いています。

走力や高い守備力を活かして長年メジャーリーグにて活躍。

メジャー通算では1367安打を記録しています。

2018年オフにFAとなり2019年にオリオールズやホワイトソックスとマイナー契約を結びますが、メジャー昇格はならず8月に契約を破棄するよう申し出FAとなっています。

2019年オフに東京ヤクルトスワローズと契約を結び、NPBにやってきました。

2020年シーズンではヤクルトの遊撃手レギュラーとして高い守備力や功打を発揮しています。

また現在DeNAベイスターズに在籍しているエドウィン・エスコバー選手は従兄弟にあたります。


ベンチでメモを取り続ける研究家?

アルシデス・エスコバー

テレビ中継や試合の様子を見ているとベンチでメモを取っているエスコバー選手を見かけます。

打席が終わる度にベンチでメモを取っており、日本の野球にいち早く対応しようという姿勢が見られます。

ヤクルトスワローズにはMLB時代にチームメイトだった青木選手もいます。

おそらく青木選手からも日本の野球や投手に対していろんな話があったと思いますが、自身で感じた点などスコアラーさんからいただく情報以外の部分のメモをとっているのでしょう。

こういった研究家として地道にコツコツとメモを取り続けていた成果なのか、日本来日後のオープン戦では11試合の出場で、打率.129と苦戦していましたが、シーズンが始まってからは徐々に安定した成績を残し、8月25日時点で打率.292という成績を残しています。

ベンチでメモを取っている姿としては現在巨人に在籍中の丸選手が印象的ですが、外国人選手であれだけ一生懸命メモを取る姿というのはあまり見ることはありません。

かなりの研究家で探究心が高い姿にファンの方も応援したくなるのだと思います。

エスコバーはGG賞を狙えるメジャー守備の名手

アルシデス・エスコバー

エスコバー選手といえばMLBでもゴールドグラブ賞を受賞した高い守備力が評価されています。

来日後もこの守備力は存分に発揮しており、三遊間深い位置からのジャンピングスローでノーバンで一塁へ送球するなどファンの方々を湧かせてくれます。

メジャーリーグでゴールデン・グラブ賞を受賞した選手が来日するのは史上3人目ですが、前の2人はバッティングに定評があり、来日後ほとんどショートを守っていません。

また外国人の遊撃手でゴールデン・グラブ賞を受賞したのは両リーグ合わせても1972年のバート選手(中日在籍)だけであり、受賞すれば48年ぶりの快挙になります。

首脳陣からもエスコバーの守備力は非常に高い評価をしており、今回のエスコバー獲得に際しても打撃面もそうですがその高い守備力を評価してということもありますので、日本でのゴールデン・グラブ賞受賞も期待されます。

MLB仕込みの高いパフォーマンスは本来なら内野安打の当たりもアウトにするなど数字以外の点でのチーム貢献度は非常に高い選手です。

まとめ

このようにエスコバー選手は、今までの外国人助っ人とは少し違って高い守備力を評価されている選手でもあります。

またプレー以外にも明るいキャラクターでチームに溶け込んだり、必死にメモを取って結果を出そうという姿勢など、チーム内外からも大変評価が高い選手です。

メジャーリーグでの高い守備能力や、コンタクトヒッターとしての打撃力を早くも日本で活かしており、今後の日本での活躍も期待されます。

またエスコバー選手はMLBロイヤルズ在籍中の2014年には現在もチームメイトである青木宣親選手と同僚で、且つ1番エスコバー、2番青木というラインナップでワールドシリーズ進出も果たしています。

青木自身もエスコバー選手に対して、「守備は堅実でいて派手、盗塁もうまくて、野球センスがある印象だった。性格もラテンの陽気な感じですごく良い」とコメントしており、何かの縁を感じています。

メジャー帰りの青木選手とともにメジャー仕込みの高い守備力やパフォーマンスを活かしてヤクルトの起爆剤として活躍するエスコバー選手を今後も楽しみに見ていきたいと思います。